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ようやくわかったような気がした線形代数 [私的な雑感]

まず、白状しておくと、私は線形代数が嫌いだった。
というか、線形代数が何をやっているのか、まったく判らなかった。
(だが代数は好きだった。だから、今、それに比較的近いところにいるのだと思う。代数が好きだったのは、多分、数学科にいなかったから、代数の本当のさわりしかやっていなかったからだと思う。それはさておく。)

最近、線形代数のような内容を持つ数値計算法の講義を一部だけ、急遽、講義する必要性にかられて、やむなく線形代数を勉強しなおした結果、ようやく、線形代数が判ったような気がした。ちなみに数値計算法とは、コンピュータで数学の計算をすばやく行うための方法を講義する教科である。

さて、線形代数について何が判った気がしたかというと、簡単にいえば線形代数とは「様々な足し算の一般に関わる数学」のことである、ということである。そのことが実感を伴って判った気がした。実感を伴うと少し嬉しいもので、少々、感動した。
ちなみに名前の由来も判った気がする。xをa回足すという足し算を略記すると y = ax のような一次式になる。一次式はグラフでは直線になる。だから線形代数。

…こうして書いてみると、なにか、感動が薄れてしまうのが残念だな。

ようやく線形代数について判ったような気がしたその目で大学2年次の数学のテキストを見てみる…
T先生(学部2年のころ教科担当だった先生)、このテキスト、当時、線形代数を高校の代数幾何の延長と考えていた私には無理でしたよ…orz
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